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『ミミズクと夜の王』(紅玉いづき) [小説]

ミミズクと夜の王

ミミズクと夜の王


電撃小説大賞の「大賞」と聞いていて、
見かけるたびに気になっていたのを、
とうとう昨日購入しまして、
一気に読んでしまいました。
以下、感想です。


【あらすじ】
魔物のすむ森に一人で訪れ、
そこに住む美しい魔物の王に
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
と告げた少女、ミミズク。
額に「332」の焼印、
両手両足には外れない鎖。
嘘のように大きな月のかかった
夜から始まる、
死にたがりの少女と
人間嫌いの夜の王の話。

短めのお話です。1時間で読めちゃった…。
そんなに早く読める方ではないはずなのですが。
それだけのめりこんだのか、
珍しく時間を計っていたせいなのか笑

帯に、『図書館戦争』シリーズの作者、
有川浩さんの「白状します。泣きました。
奇をてらわないこのまっすぐさに負けました。」という
コメントが載っているのですが

やっぱりちょっとほろりときました。
なんというか、とてもやさしいお話でした。

でてくるのはやさしい人ばかり。
私がほろりときたのは
終盤の「それでもあなたの息子です」という台詞。
なんでだろう。
いっとうメインの二人よりも
この子、ディアと呼ばれる少年の台詞の方に惹かれました。
最初はけっこう後ろ向きな台詞が多く、
ちょっと面映い印象の子だったのですが。

メイン二人も、もちろん好きです☆
あと、聖騎士夫妻♪
クロちゃんも好きだなあ。
…やっぱ全員?笑

電撃文庫というと、最近は特に
モエモエした絵柄とお話で
あふれている印象がどうしても強いのですが
このお話はちょっと児童文学っぽい空気が流れていて
好きです。カバー絵もモエモエしてないし、挿絵もないし笑

でもまあきっと有川さんのように
単行本側にいってしまって
なかなか手が出せなくなるんだろうなあ…

スペースの都合上、あまり単行本は買わないのです…。
せめて新書くらいなら手が出しやすいのになあ。

プロローグがとても短いので、その辺だけでも
見てみると、雰囲気が伝わると思います。
それを読んで気になった人はぜひ『買い』ですよ♪


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